海上保安庁はマレーシア・インドネシア等に海上犯罪取締り等の研修

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海上保安庁は、海外の海上保安業務発展のため、「救難・環境防災コース」と「海上犯罪取締りコース」のオンライン研修を実施する。

海上保安庁は、1月25日から約1か月間、開発途上諸国の海上保安機関職員に対し、救難・環境防災及び海賊対策を含む海上犯罪取締り能力の知識・技能の向上のための研修として、JICA課題別研修「救難・環境防災コース」と「海上犯罪取締りコース」を実施する。なお、両研修とも毎年研修員が来日して実施していたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、「オンライン研修」と「来日研修」の2段階で実施予定となっている。「来日研修」については、令和3年秋頃の実施を予定している。

「救難・環境防災コース」は、1月25日から3月1日にかけて実施される。このコースには、マレーシア、インドネシア、モルディブ、フィリピン、スリランカ、ベトナム、ジブチの合計7か国13名が参加する。主な研修内容は、『捜索救助、海上防災及び環境保全等に関する講義』となる。

「海上犯罪取締りコース」は、1月25日から2月24日にかけて実施される。このコースには、マレーシア、インドネシア、スリランカ、モルディブ、東ティモール、ナイジェリア、ケニア、ジブチ、エジプト、ソロモン諸島、ミクロネシア、マーシャルの合計12か国13名が参加する。主な研修内容は、『海賊、密輸・密航等の国際犯罪の取締り等に関する講義』『国際法に関する講義』となる。

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