群馬県知事は外国籍県民のコロナ感染も差別禁止と、宗教施設のクラスター発生

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群馬県の山本一太知事は、群馬県内の宗教施設で新型コロナウイルスのクラスター事案が発生したことを受けて、外国籍の県民の相談窓口を設けていることを説明するとともに、差別・誹謗中傷などは絶対に行わないように呼び掛けた。

1月14日に開催された定例記者会見の際に、山本一太知事は「先週、東毛地域において発生した、宗教施設でのクラスター事案を受けて、外国籍の県民の皆さまに向けた情報発信にも改めて力を入れてまいります。この宗教施設においては、年末年始に延べ260名ほどが参加して、会食を伴う宗教行事が行われたとのことであり、この中には外国籍の県民の方々も含まれておりました。県では、従前から、外国籍の県民の皆さまにも、日本語と同様の情報をお届けするため、英語をはじめとして5カ国語によって注意喚起を行っているところです。今回のクラスター発生を受けて、市町村や大使館、キーパーソンの方々等と連携して、個々の外国籍県民の皆さまに情報が届くよう、改めて注意喚起を行ったところです」との旨を述べた。

その後に、外国籍の県民の相談窓口について「本県では、日本語でも、外国語でも、相談が可能な体制を整えています。新型コロナウイルス感染症が疑われる場合や、医療機関への受診など、不安なことがある場合は、記載の窓口までご連絡をいただきたいと思います。これまで何度も申し上げてまいりましたが、新型コロナウイルスに感染する可能性は誰にでもあります。それくらい、強力な感染症だということです。県民の皆さまには、陽性と判定された方やそのご家族に対する差別、誹謗中傷、これは絶対に行わないように、改めてお願いを申し上げたいと思います」との旨を述べた。

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