文科省は日中韓・ASEANでアジア高等教育共同体の形成へ

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日本の文部科学省は、「アジア高等教育共同体(仮称)形成促進」として、日中韓及びASEAN地域を中心とした、アジア諸国との大学間連携による質の保証を伴った教育研究プログラムを実施する事業などに、支援を行う方針である。

文部科学省では、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力を強化するため、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の受入れを行う国際教育連携やネットワーク形成の取組を支援する「大学の世界展開力強化事業」を実施している。この事業に関連して、新たに令和3年度に『アジア高等教育共同体(仮称)形成促進』が行われることが明らかになった。

『アジア高等教育共同体(仮称)形成促進』は、日中韓及びASEAN地域を中心としたアジア諸国との大学間連携による、質の保証を伴った教育研究プログラムを実施する事業等に対する支援を行うものである。また、「アジア高等教育共同体の理念をアジア各国・地域に拡大していくための下地となる、日中韓とアジアとの大学間・学生交流プログラムの実施を支援」「大学間で連携し、戦略的な情報発信・普及や、採択校間の情報交換を促進」していくものとなる。令和3年度予算額は3億円(予定)となる。

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