千葉県は県民の多文化共生の理解促進、町内半分が中国人住民の例紹介

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千葉県の総合企画部国際課は、令和2年度国際理解セミナー「『共存』から『共生』へ~外国人住民を交えた地域づくりのすすめ~」を令和3年1月22日にオンライン形式で開催することを発表した。

千葉県では、多文化共生社会づくりに向けて、海外事情や国際交流に対する知識や理解を深めてもらうため、国際交流団体や県民を対象に、「国際理解セミナー」を開催している。今回は、埼玉県の芝園団地自治会事務局長を講師に迎えて、地域コミュニティの中で文化や生活習慣の異なる外国人と日本人が交流を深め、協力していく関係づくりを進めてきた自身の取組を紹介してもらう。

今回のセミナーの主催は、千葉県と公財ちば国際コンベンションビューローとなる。定員は100名となり、参加費は無料となる。講師からのメッセージは、『ご自身の住んでいる町内の半分以上が、外国人住民になったことを想像してください。芝園団地の人口4,800人のうち、2,700人が外国人住民。その大半は中国人住民になった「将来の日本の縮図」です。過去には生活トラブルが増加して日本人住民は「迷惑な隣人」が増えたと感じ、人の出入りが激しいことなどから「見知らぬ隣人」が増えていきました。この状況の中、2014年に住み始めてから、「外国人住民を交えた地域づくり」を進めてきた実態を紹介します。また、その実態は、皆さんの隣近所の延長線上にあることを問い掛けつつ、「共存」と「共生」という2つの言葉を軸にして、地域社会の未来を考える機会になれば幸いです』となっている。

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