南シナ海の行動規範の早期策定が重要、ASEAN防衛大臣会合

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画像提供:ベトナム政府
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ASEAN防衛大臣会合が12月9日からオンライン形式で開催された。

この会合は、ASEAN10カ国の防衛大臣が集まり、域内および域外との防衛協力などを協議することを目的として定期的に開催されているものである。

会合の冒頭でベトナムの国防大臣は、ASEAN地域では、テロ・国境を越えた犯罪・海上安全保障・サイバーセキュリティ・水資源関連の課題などに直面しており、地域の安全が揺らいでいるが、ASEAN加盟国は新型コロナウイルスの感染拡大を受けても、域内における結束を強めており、新型コロナウイルス対応基金・医療品の提供・国境管理などの協力を強化しており、各加盟国においては、国防軍が新型コロナウイルス対策との戦いにおいて中心的な役割を果たしており、ASEANにおける防衛協力も維持されているとの旨を述べた。

採択された共同宣言では、ベトナム・フィリピンなどが、中国が南シナ海で進めている軍事拠点化を批判していることを念頭として、南シナ海における行動規範を早期に策定することの重要性を強調している。

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