大阪府は多文化共生フォーラム開催、母語・母文化を学ぶクラブ紹介

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大阪府は、中高生を対象とした「OSAKA多文化共生フォーラム」を11月14日に大阪府教育センターで開催することを発表した。

「OSAKA多文化共生フォーラム」は、府内全市町村の日本語指導が必要な中学生が集い、アイデンティティを育み、自尊感情を高めることを目的に実施するものである。また、ロールモデルとなる高校生の話や、高校生活に関する情報を聞くことにより、進路選択に向けた展望を持つことにつなげるものともなる。府教育庁としては、子どもたちが「同じルーツの仲間と出会えた」「こんな先輩のようになりたい」と思えるような機会にしていきたいと考えている。

予定しているプログラムは、「国際クラブ等活動紹介動画」「高校に進学した先輩の話」「高校生への質問コーナー」となる。「国際クラブ等活動紹介動画」では、府内の中学生が放課後等に母語や母文化を学んでいるクラブの活動を紹介する動画を観るものとなる。「高校に進学した先輩の話」では、外国から日本に来て小中学校で勉強してきた高校生の先輩の体験談を聞くものとなる。「高校生への質問コーナー」では、言語ごとにグループになり、高校生の先輩にどんなことでも質問できる時間となる。フォーラム終了後には、希望者には個別の進路相談が行われる。今回参加する者は、府内の日本語指導が必要な中学生の37名と、府立高校生の25名となる。

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