東京都は、中小企業における外国人材の活躍に向けて「東京外国人材採用ナビセンター」を開設することにともない、オープニングWEBセミナーも開催する。
東京都の見解によると、ウィズ・コロナの社会においても、将来の労働力不足や新たなビジネス展開に向けて、留学生など外国人材の採用に関心を持つ中小企業は少なくないが、採用にあたっては情報やノウハウの不足が課題となっているとしている。東京都はこうした中小企業を支援するため、新たに「東京外国人材採用ナビセンター」を開設することを決定した。このセンターでは、中小企業に対して、外国人材の採用から定着まで受入段階に応じたきめ細かなサポートを行うとともに、東京での就職を希望する外国人材に対して、就職活動の支援を実施していく。また、開設に合わせて、オープニングWEBセミナーが開催される。
「東京外国人材採用ナビセンター」は、令和2年12月4日に開設される。設置場所は、新宿区四谷1-2 伊藤ビル1・2階となる。主な対象は、外国人材の採用を検討している都内中小企業、東京での就職を希望する外国人留学生などとなる。サービス内容は、『企業向け』は「専門アドバイザーによる外国人材の採用・定着に関する相談」「コンサルタントによる伴走型支援」「採用や活躍促進に関するノウハウセミナー、マッチングイベント」となる。『外国人材向け』は「専門相談員(グローバルキャリアナビゲーター)による就職相談(多言語可)」「就職セミナー、マッチングイベント」「就職活動用スペースの開放(Free Wi-fiあり)」となる。
オープニングWEBセミナーは、12月4日に行われる。対象者は、中小企業の経営者・人事担当者などとなる。プログラムは、小池百合子東京都知事から主催者メッセージ、センターのご紹介、株式会社テラスカイベンチャーズ取締役・厚切りジェイソンさんからオープン記念講演、「Why Japanese People!? 外国人から見た日本のビジネス」、外国人材採用ノウハウ講座「基礎から学ぶ、外国人材の「採用」と「定着」のポイント」となる。
アセアン10カ国情報










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