福岡・佐賀・長崎・山口は困難な日韓関係でも韓国と確固たる友好維持

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日韓海峡沿岸の8県市道の首長などが一堂に会して、「2020日韓海峡沿岸県市道交流知事オンライン会議」が、10月27日に開催される。昨年の会議では、困難な日韓関係でも地域間交流を継続していくことなどの合意していた。

『日韓海峡沿岸県市道交流知事会議』は、日韓海峡を挟んだ8つの自治体の知事などが一堂に会し、両地域の発展と友好関係の促進を図るための協議を行うとともに、水産、環境、青少年など幅広い分野で共同交流事業を実施することを目的として実施されているものである。参加している自治体は、日本側は福岡県・佐賀県・長崎県・山口県が、韓国側は釜山広域市・全羅南道・慶尚南道・済州特別自治道となる。この枠組みに基づく会議は、平成4年に第1回目が開催されており、毎年1回、各県市道の持ち回りで開催されている。

今年度は、大韓民国・慶尚南道での開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインで実施されることとなった。予定しているプログラムは「新型コロナウイルス感染症に関する事例発表」「自由討論」「共同声明文発表」となる。出席する予定者は、日韓海峡沿岸8県市道の知事及び市長などとなる。

前回(28回目)に開催された会議では、日韓の政府間関係が難しい状況にあっても、地域間交流を継続して積み重ねていくことが両国の友好関係の基礎となることを再確認し、今後も相互の信頼と善隣友好の精神を基にした連続性のある取組が必要であるとの認識を共有していた。日韓両国は、歴史的、地理的につながりが深く、古くからあらゆる分野において相互交流を深めており、とりわけ日韓海峡沿岸地域は他の地域より一段高いレベルで、相互理解を進め、強い絆と信頼関係を深めており、今後も日韓海峡沿岸8県市道の揺るぎない友好関係を維持しながら、より多くの成果を出せるよう地域間交流を推進することを決意していた。なお、この会議に出席したのは、福岡県知事の小川洋氏、佐賀県副知事の小林万里子氏、長崎県知事の中村法道氏、山口県知事の村岡嗣政氏、釜山広域市長の呉巨敦氏、全羅南道行政副知事の朴炳昊氏、慶尚南道知事の金慶洙氏、済州特別自治道知事の元喜龍氏となる。

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