外国人材受入で4億円、外国漁船対策等で231億円の予算要求、農林水産省

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日本の農林水産省は、令和3年度の予算概算要求として、約2.7兆円を要求した。外国人材受入総合支援事業では4億円の予算要求、外国漁船対策等では231億円の予算要求が行われている。

農林水産省が発表した令和3年度農林水産予算概算要求によると、食料安全保障の確立、国土の保全などに向けて、以下の対策を総合的に実施するとしている。
『生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施~コロナ禍でも揺るがない生産基盤・セーフティネットの構築~』
『スマート農業・DX・技術開発の推進、食と農に対する理解の醸成~コロナと共存する生活・生産様式への転換~』
『5兆円目標の実現に向けた農林水産物・食品の輸出力強化と高付加価値化~コロナを契機とした需要変化への対応と流通の革新~』
『農業農村整備、農地集積・集約化、担い手確保・経営継承の推進~コロナを契機とした地方での事業・雇用の創出~』
『食の安全と消費者の信頼確保~家畜伝染病の発生予防対策等の強化と食の安全確保~』
『農山漁村の活性化~コロナを契機とした都市部から地方への移住を促す環境の整備~』
『森林資源の適切な管理と林業の成長産業化の実現~コロナを契機とした山村での事業・雇用と定住環境の創出~』
『水産資源の適切な管理と水産業の成長産業化の実現~コロナ禍でも揺るがない生産基盤・セーフティネットの構築~』

『農業農村整備、農地集積・集約化、担い手確保・経営継承の推進~コロナを契機とした地方での事業・雇用の創出~』の「家族農業経営、法人経営等の担い手の確保と経営継承の促進」における「外国人材受入総合支援事業」として、4億円の予算を要求している。この事業は、農林水産分野での外国人材の確保と適正かつ円滑な受入れに向けて、外国人材の知識・技能を確認する試験の実施、就労する外国人材が働きやすい環境の整備などを支援するものとなる。

『水産資源の適切な管理と水産業の成長産業化の実現~コロナ禍でも揺るがない生産基盤・セーフティネットの構築~』の「漁業取締体制の増強、国境監視機能等の多面的機能の発揮」の「外国漁船対策等」として、231億円の予算を要求している。この事業は、日本周辺海域における水産資源の管理と操業秩序の維持のため、外国漁船の違法操業などに対する漁業取締体制などを強化するものとなる。

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