マレーシア・カンボジア・ラオス・ミャンマー・台湾と人的往来の緩和

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画像提供:外務省
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茂木外務大臣は、9月8日からマレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、台湾との間で『レジデンストラック』が開始されるとともに、今後も感染地域の状況などを確認しつつ対象を拡大していく方針であることを明らかにした。

9月8日に実施された外務大臣会見で、記者から「本日から、マレーシア、台湾など5各国・地域との間で、この人的往来の段階的緩和措置のうち『レジデンストラック』の運用が開始されます。協議中のその他の国も含めて今後のその協議の見通しと、対象協議をする対象地域・国の拡大の方の見通しも聞かせてください」との旨の質問が行われた。

この質問に対して茂木外務大臣は「本件は6月18日そして7月22日のNSC、そしてコロナ対策本部の決定に基づいて、現在の16の国・地域との間で国際的な往来の再開に向けた枠組み作りの協議を行っています。『レジデンストラック』については、すでに最初の4か国でありましたベトナム、タイとの間で実施をしています。 そして、先日発表していますが、今日からマレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、台湾、この5か国・地域との間で『レジデンストラック』が開始されます。『ビジネストラック』は、先日シンガポールを訪問した際に、9月の開始を目指すことで合意しており、残る16か国の中の地域との間でも、今は鋭意、協議・調整を進めています。この16か国に加えて感染が落ち着いている地域、そしてビジネスなどのニーズが高い地域との間では、この対象を広げていきたく、今後の状況を見ながら検討していきたいと思っております」との旨の見解を示した。

『ビジネストラック』とは、例外的に相手国又は本邦への入国が認められ「活動計画書」の提出などの更なる条件の下、相手国又は本邦入国後の14日間の自宅など待機期間中も、行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となるスキームであり、主に短期出張者用である。

『レジデンストラック』とは、例外的に相手国又は本邦への入国が認められるものの、相手国又は本邦入国後の14日間の自宅など待機は維持されるスキームであり、主に駐在員の派遣・交代など、長期滞在者用である。

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