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日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)と環境省は、モーリシャス沿岸における油流出事故に対する国際緊急援助隊・専門家チーム(二次隊)を派遣することを発表した。
日本政府は、モーリシャス共和国政府からの要請に基づき、同国沿岸で座礁したばら積み貨物船「WAKASHIO」による油流出事故に対し、国際緊急援助隊・専門家チームを派遣していた。今回は、この要請に基づく、二次隊が派遣されることとなった。
今回構成されたチームは、団長1名、専門家5名、業務調整員1名の合計7名となる。環境省からは、「水・大気環境局水環境課海洋環境室 室長補佐」「環境省自然環境局自然環境計画課 課長補佐」の2名が、国立環境研究所からは「国立研究開発法人国立環境研究所生物・生態系環境研究センター センター長」「国立研究開発法人国立環境研究所地域環境研究センター 主任研究員」の2名が参加する。これらの国際緊急援助隊(二次隊)は、8月19日に出発予定であり、現地では海岸に漂着した油状物への対処、漂着地域の生態系への影響の把握などを支援する予定である。