日本とフィジーは新型コロナ対策で緊密に連携、外相電話会談

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画像提供:外務省(昨年8月に実施された日・フィジー外相会談の様子)
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茂木敏充外務大臣は、フィジー共和国のイニア・バティコト・セルイラトゥ防衛・国家安全保障・外務大臣と日・フィジー外相電話会談を実施し、新型コロナウィルス対策について今後も両国が緊密に連携していくことを確認した。

電話会談で茂木大臣からは、フィジーに滞在する語学学校生を始めとする邦人が帰国を希望しており、これら邦人の円滑な帰国の実現に向けて早期のチャーター便の運航のため引き続き支援をお願いしたく、このチャーター機にはソロモン・バヌアツから帰国を希望する邦人も搭乗を検討しており円滑な乗り継ぎをお願いしたいとの旨を述べた。セルイラトゥ大臣からは、チャーター便は今月末にも運航予定と聞いており、ソロモンなどから来る邦人の乗り継ぎについても問題なくできる限り協力したいとの旨が述べられた。

両大臣は、新型コロナウィルスの感染症対策に関して意見交換を行った。茂木大臣からは、フィジーを含む太平洋島嶼国に対してUNICEF・国際赤十字を通じて技術支援・医療物資供与などを行うための約340万米ドルの拠出を行うなどの日本の支援について説明し、セルイラトゥ大臣からは謝意が表明された。

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