海自の外洋練習航海でマーシャルとミクロネシアへの寄港中止、新型肺炎で

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海上自衛隊の海上幕僚監部は、一般幹部候補生課程(部内課程)卒業生に対する外洋練習航海に関して、訪問国のうちマーシャル諸島共和国とミクロネシア連邦への訪問を取り止めたことを発表した。

海上自衛隊は、一般幹部候補生課程(部内課程)の卒業式を2月4日に広島県江田島市の海上自衛隊幹部候補生学校で実施した後に、外洋練習航海を2月4日から3月16日に実施する予定だった。外洋練習航海では、第1練習隊司令1等海佐が指揮官を務めた練習艦「しまゆき」及び「せとゆき」に、第53期一般幹部候補生課程(部内課程)卒業生を含む約420名が参加するものであり、マーシャル諸島共和国のマジュロ及びクェゼリン、ミクロネシア連邦のパリキール、アメリカ合衆国のグアムに寄港する予定であった。

今回の発表によると、マーシャル諸島共和国のマジュロとクェゼリン、ミクロネシア連邦のパリキールへの訪問が取りやめられることとなった。この予定変更により、寄港するのはアメリカのグアムのみとなった。今回の予定変更は、ミクロネシアとマーシャル諸島では、新型肺炎により日本を出国した人の自国への入国を制限しているために発生したものである。

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