日本はコロナウィルス関連支援で中国にゴーグルと防護服を供与

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日本政府は、中国の武漢で発生したとみられている新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関する中国への支援として、日本からの拠出金によってアジア欧州財団(ASEF)が備蓄する物資のうち、ゴーグル5,220点と防護服5,000着を日本政府からの支援物資として中国側に提供することを決定した。

アジア欧州財団(ASEF)とは、シンガポールに事務局を置きASEM(アジア欧州会合)メンバー国であるアジア21か国・1機関、欧州30か国・1機関が拠出金を出し合って運営している組織である。このASEFでは、ASEMの3本柱の1つである社会・文化分野の活動を担っており、地震や台風等の大規模災害発生時における報道のあり方を専門家やジャーナリストが意見交換するシンポジウムなどを開催していた。

今回はこのASEFが備蓄する物資のうち、ゴーグル5,220点と防護服5,000着が、日本政府からの支援物資として中国側に提供されることとなった。この支援物資は、16日本を出発したチャーター機で武漢まで輸送され、17日には武漢天河国際空港において中国側に引き渡された。

なお、日本政府は以前にも同様の支援を実施しており、2月7日にはASEF備蓄物資のうち、ゴーグル4,800点と防護服5,200着を日本政府からの支援物資として中国側に提供している。

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