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日本の海上保安庁は、マレーシアのASEAN地域訓練センターに新たな研修システムを導入したため、記念式典を1月14日に開催することを発表した。
日本の海上保安庁は、アセアンへのVTS(船舶通航サービス)要員の育成支援を行っており、日・ASEAN統合基金(JAIF)を利用して、2017年にマレーシアのポートクランにASEAN地域訓練センターを設立していた。このセンターでは、国際基準に合致した研修を行いASEAN諸国のVTS管制官を育成している。今回は、このセンターにおいて新たな研修システムを導入し、効率的な研修を実施することが可能となったため、記念式典が開催されることとなった。
開催される記念式典は、マレーシアのポートクランのASEAN地域訓練センターで開催される。この式典はマレーシア海事局の主催で行われ、日本からは和田正宗国土交通省大臣政務官、岡浩在マレーシア日本国大使館大使、髙杉典弘海上保安庁交通部長が、マレーシアからは運輸副大臣、運輸省事務次官、運輸省海事局長が参加する。予定している式次第は、マレーシア海事局長から主催者挨拶、国土交通省大臣政務官とマレーシア運輸副大臣から来賓挨拶、機器(目録)贈呈、となる。