日本の厚生労働省は、外国人の人々が安心して介護の仕事ができるように、「介護現場で働く・介護を学ぶ外国人のための交流会」を2019年11月から2020年3月にかけて、全国7か所(8会場)で介護現場で働く・介護を学ぶ外国人のための交流会を開催することを発表した。
厚生労働省の見解によると、介護現場で就労する外国人は増加している。こうした背景を踏まえ、介護現場で働く外国人の介護職員や介護分野に関心のある留学生等の交流の機会を提供するため、「介護現場で働く・介護を学ぶ外国人のための交流会」が開催されることとなった。
この交流会の対象者となる、外国人の対象者は「介護施設・事業所等において就労している外国人の介護職員」「介護福祉士養成校の留学生」「介護福祉士養成校への進学を考えている留学生」と、介護分野への就労に関心のある外国人の方となる。日本人の対象者は、「外国人を雇用している、または雇用を検討している介護施設・事業所の職員」「留学生を受入れている、または受入れを検討している介護福祉士養成校の職員」などとなる。
交流会で予定している内容は、第一部のセミナー『日本人職員と気持ちよくコミュニケーションをするために』『認知症高齢者と上手にコミュニケーションをとるためには』『日本の介護施設で働く外国人のための労務基礎知識』、第二部の交流会・相談会『交流会』『日本語専門家の指導による相談会』『介護現場・日常生活上の悩み等の相談会』、となる。
交流会が開催される場所は、全国7か所(8会場)となり、東北地区では11月22日に仙台でTKP仙台カンファレンスセンター、北海道地区では11月29日に札幌でTKPガーデンシティ札幌駅前、九州地区では12月13日に福岡でTKP博多駅前シティセンター、中国・四国地区では2月14日に岡山でTKPガーデンシティ岡山、中部地区では2月21日に名古屋でTKPガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口、近畿地区では2月28日に大阪でTKP心斎橋駅前カンファレンスセンター、関東地区では3月3日に東京でTKP東京駅大手町カンファレンスセンター、関東地区では3月7日に東京でTKPガーデンシティ渋谷、でそれぞれ開催される。