第22回日ASEAN首脳会議、貿易・経済・防衛等で協力深化

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画像提供:首相官邸
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第22回目となる日ASEAN首脳会議がタイで11月4日に開催された。

安倍総理は、日ASEAN首脳会議に出席することにともない、羽田空港で3日にこの首脳会議出席などに関しての会見を実施し、「日本はこの7年間、自由貿易の旗手として、TPP11(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)・日EU(欧州連合)・EPA(経済連携協定)・日米の貿易協定と世界の自由貿易を牽引してまいりました。このRCEP(東アジア地域包括的経済連携)においても、この7年間単なる関税の引下げにとどまらず電子商取引やあるいは知的財産などルール分野を含む野心的な協定とすべく日本は交渉をリードしてまいりました。」との旨を述べていた。

4日に開催された第22回日ASEAN首脳会議で、安倍総理大臣は、タイのプラユット首相とタイ政府の「微笑みの国」らしい温かいおもてなしに感謝する旨を述べるとともに、「連結性に関する日ASEAN首脳共同声明」「対ASEAN海外投融資イニシアティブ」「日ASEAN技術協力協定」「スマートシティ・交通連携イニシアティブ」「貿易・経済」「国際交流基金アジアセンター」に関しての発言を行った。

クローズド・セッションで安倍総理は、防衛分野の協力では「ビエンチャン・ビジョン」の下で人道支援及び災害救援や海洋安保の分野を中心に協力が進展しており、PKOでは国連と協力して重機操作の本格訓練を今月から開始していることを述べた。また、地域・国際情勢として、北朝鮮問題と南シナ海問題にも言及した。また、文化交流としてベトナムで「ASEAN-Japan Day」が盛況の下に開催されたことにベトナムを始めASEAN各国の協力に感謝する旨も述べた。

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