海保の練習船こじまが世界一周、アメリカ・ベトナムなどに寄港

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、練習船こじまがアメリカ・ベトナムなどに寄港し世界一周を終え、日本に帰港したことを発表した。

練習船こじまは、4月26日から約100日間の予定で世界一周を行い、寄港する各地で交流などを行う事業を実施していた。練習船こじまは、4月26日に呉を出発した後に、アメリカのサンフランシスコ、パナマ共和国のパナマ運河、アメリカのニューヨーク、ギリシャのピレウス、スエズ運河、スリランカのコロンボ、シンガポール、ベトナムのダナン、にそれぞれ寄港する予定であったが、スリランカのコロンボへの寄港に関してだけは、現地の情勢等を総合的に判断して、入港を見送りしていた。

この練習船こじまは、おおむね予定通りのスケジュールを過ごし、8月3日に世界一周の航海を終えて、広島・呉の地に入港していた。実習生は、船舶運航実習や各種訓練を通じて、船艇初級幹部として必要な知識、技能を修得するとともに精神力、実践力及び統率力の練成を図った。寄港地では関係先の施設見学を行うとともに、一部の航海では、外国海上保安機関の職員も同乗し、実習生とともに訓練に励むなど、国際感覚の涵養と海上保安機関同士の信頼・協力関係の構築・促進に努めていた。

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