防衛副大臣がスリランカ訪問、防衛協力・交流の覚書署名

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画像提供:防衛省・自衛隊
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日本の防衛省・自衛隊は、原田防衛副大臣が7月25日から26日の日程でスリランカに訪問し、大統領兼国防大臣への表敬や防衛協力・交流の覚書への署名などを実施したことを発表した。

シリセーナ大統領兼国防大臣への表敬は、スリランカ最大の都市であるコロンボにおいて26日に実施された。原田防衛副大臣は、コロンボ市などにおいて発生した爆発により多数の死者と負傷者が発生したことに、日本国防衛省・自衛隊を代表してお悔やみを伝達した。また、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、重要な海洋国家であるスリランカと日本の海洋国家間のパートナーシップを一層強化する必要性について認識を共有した。

ウィジェワルダナ国防担当国務大臣との会談は26日に実施された。両者は、両国の防衛政策と日スリランカ防衛協力・交流などについて議論した。具体的には、全軍種間における協力を強化すべく、寄港時の訓練等を中心とした海軍種間の協力、寄航時の部隊間交流や捜索救難分野における能力構築支援を中心とした空軍種間の協力に加え、新たに陸軍種間の協力・交流を実施する可能性等について、幅広く議論を実施した。また、会談後には、海洋安全保障等の様々な分野でスリランカとの防衛協力・交流を発展させるべく、日スリランカ防衛協力・交流の覚書への署名を実施した。

原田防衛副大臣は、その他の行動として、コロンボ港とスリランカ海軍基地の視察、コロンボで4月に発生した連続テロ事件の際に爆発の現場となったシャングリラ・ホテルと聖アンソニー教会を訪問しての献花、などを行った。

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