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航空自衛隊の航空幕僚監部は、アジア・アセアン方面における航空自衛隊輸送機等による国外運航訓練を実施することを発表した。
今回の国外運航訓練は、アジア方面における航空路及び地域特性を把握するとともに航空自衛隊輸送機等運航要員の国外任務遂行能力の向上を図ることを目的している。
輸送機(C-130H)による国外運航訓練は、3月19日から22日にかけて実施される。この訓練の目的地は、ベトナムのハノイにあるノイバイ国際空港、マレーシアのコタキナバルにあるコタキナバル国際空港となる。参加する部隊は、航空支援集団第1輸送航空隊等C-130H×1機の人員約20人となる。訓練では、ベトナムにおいてベトナム防空・空軍との部隊間交流を実施する。
多用途支援機(U-4) による国外運航訓練は、3月17日から21日にかけて実施される。この訓練の目的地は、ベトナムのホーチミンにあるタンソンニャット国際空港、スリランカのハンバントタにあるマッタラ・ラージャパクサ国際空港、ブルネイ・ダルサラームのバンダルスリブガワンにあるブルネイ国際空港となる。参加する部隊は、第2輸送航空隊等U-4×1機の人員約10人となる。訓練では、スリランカにおいてスリランカ空軍との部隊間交流を実施する。