海洋ごみに関するASEAN特別閣僚級会合に日本も参加

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日本の環境省は、タイ天然資源環境省が3月5日にタイの首都バンコクで主催した「海洋ごみに関するASEAN特別閣僚級会合」に、日本のあきもと環境副大臣らが参加したことを発表した。

この会合に参加したのは、ASEAN事務局とASEAN (東南アジア諸国連合)のブルネイ・カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナムとなる。拡大招待国として、EU(欧州連合)・オランダ・ノルウェー・スウェーデン・アメリカ・中国・韓国・日本も参加した。国際機関からは、世界自然保護基金(WWF)・国際連合教育科学文化機関(UNESCO)・地球環境ファシリティ・国際自然保護連合・国際連合環境計画・世界銀行が参加した。

この会合では、ASEAN諸国のみが参加するクローズドセッションと、招待国等も加えた拡大セッションで構成されている。クローズドセッションでは、「ASEAN地域における海洋ごみ対策に関するバンコク宣言」と「海洋ごみに関するASEAN行動枠組」の文書について、6月にタイで開催されるASEAN首脳会議での採択を目指すことが合意された。拡大セッションでは、あきもと副大臣より「ASEAN+3海洋プラスチックごみ協力アクション・イニシアティブ」に基づいて、国別行動計画の策定支援や廃棄物管理と3Rの能力開発支援と地域ナレッジハブの設立等についてASEAN諸国に対して協力する旨表明した。

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