硫黄島とパラオ諸島で戦没者慰霊事業

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画像:厚生労働省作成資料より(平成30年度パラオ諸島慰霊巡拝概見図より)
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日本の厚生労働省は、2019年1月に実施する戦没者慰霊事業として、硫黄島とパラオ諸島で『遺骨収集』と『慰霊巡拝』を実施する事を発表した。

『遺骨収集』は、第4回硫黄島戦没者遺骨収集派遣として、1月29日から2月14日にかけて、東京都小笠原村硫黄島で実施される。参加する者は、一般社団法人日本戦没者遺骨収集推進協会の36人と厚生労働省職員の1人となる。一団は、31日から2月11日まで遺骨収集・調査を行い、12日に現地追悼式を行う予定である。

『慰霊巡拝』は、第1次硫黄島慰霊巡拝として1月22日から23日にかけて、東京都小笠原村硫黄島で実施される。参加する者は、遺族の79人と厚生労働省職員の11人となる。
一団は、22日に入間市で説明会を行い、23日に自衛隊機で入間基地を出発し、硫黄島基地に到着した後に、合同追悼式と島内巡拝を行う。また、パラオ諸島慰霊巡拝も1月24日から1月29日にかけてパラオ共和国で実施される。参加する者は、遺族の13人と厚生労働省職員の2人となる。一団は、バベルダオブ島慰霊巡拝、ガスパン周辺戦跡等視察、パラオ海域洋上慰霊巡拝(オロプシャカル島周辺、ペリリュー島周辺)、ペリリュー島慰霊巡拝、ペリリュー島戦跡等視察、合同追悼式(西太平洋戦没者の碑にて)、在パラオ日本国大使館表敬訪問、コロール島戦跡等視察等を行う予定である。

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