河野外相がバングラデシュで首相と外相と会談、邦人の安全確保を要請

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画像提供:外務省
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河野太郎外務大臣はバングラデシュに訪問し、シェイク・ハシナ首相への表敬訪問とアブル・ハッサン・マームード・アリ外務大臣との会談を実施した。

シェイク・ハシナ首相への表敬訪問では、河野外相から2014年5月に合意した「日バングラデシュ包括的パートナーシップ」を一層推進していき、2021年までの中所得国化に向けてバングラデシュの発展に引き続き全面的に協力していきたいとの旨が述べられた。ダッカ襲撃テロ事件に関しても話題にあがり、河野外相からはこの事件に対しては司法手続が進められると承知しており、引き続き邦人の安全確保のための一層の取組をお願いしたいとの旨が述べられた。ハシナ首相からは、このような事件は二度と起きてはならず、そのための取組を行っているとの旨が述べられた。バングラデシュによるミャンマー・ラカイン州からの避難民の寛大な受入れに関しては、河野外相から改めて敬意と評価している事が伝えられた。

アブル・ハッサン・マームード・アリ外務大臣との間における、日・バングラデシュ外相会談と夕食会では、アリ大臣から河野外相の二度目のバングラデシュ訪問を歓迎するとともに、要人往来を通じて更なる両国関係を強化していきたい旨が述べられた。河野外相からは、引き続き邦人の安全確保のための取組と真相究明を行う事を要望されるとともに、両国間の包括的パートナーシップの関係を一層推進していきたい旨が述べられた。また、今年の12月の総選挙が民主的に行われることへの期待を伝えた。

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