日本はASEANとインフラ整備・教育・福祉等で協力拡大へ

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画像提供:外務省
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「日ASEAN外相会議」が8月2日にシンガポールで開催された。

この会談には、日本政府からは河野太郎外務大臣が、ASEAN側からそれぞれの国の外務大臣等が参加した。今回の会談は、河野外相とブルネイのエルワン第二外務貿易大臣が共同議長を務めた。

ASEAN側からは、ブルネイのエルワン第二外務貿易大臣から、日ASEAN友好協力関係45周年への祝意とともに、今までの日本によるアセアンに対する協力等に感謝の意が示された。この発言に対して河野大臣は、自身が外相に就任後、約1年間でアセアンのすべての国を訪問した事を紹介しつつ、日本政府はアセアンを重視している旨を述べた。

今後の日・ASEAN協力の枠組みに関しては、ASEAN側からは今後も様々な分野で日との友好協力関係を進めていきたい旨が述べられ、ASEAN各国からも防災等の分野別協力・人材育成・人的交流などの日本からの支援に感謝の意が示された。この発言に対して河野外相は、日本は今までに約束した様々な協力を着実かつ誠実に実施してきている旨を述べつつ、日本は今後もASEANの統合努力を引き続き支援し、人材育成・教育・環境・福祉・質の高いインフラ等の分野における協力を拡大していきたいとの旨を述べた。

地域・国際情勢に関しては、河野外相から、インド太平洋においては「自由で開かれたインド太平洋」にもとづいて、法の支配・連結性の強化・自由貿易の推進を重視している事を紹介しつつ、アセアンと協力してこの政策を実現していきたいとの旨を述べた。
また、北朝鮮問題や南シナ海問題に対しても言及した。

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