第33回日・ASEANフォーラムが開催、関係深化で意見交換

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画像提供:外務省(昨年に開催された日ASEAN首脳会議の様子)
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「第33回日・ASEANフォーラム」が6月13日に三田共用会議所で開催される。

日本政府では、ASEAN(東南アジア諸国連合)との間において次官級で意見交換を行う枠組み「日・ASEANフォーラム」を1977年から設けている。このフォーラムは原則として年1回開催しており、日本とアセアン側の対日調整国において交互に開催している。

前回のフォーラムは、2017年3月に対日調整国であるブルネイのバンダルスリブガワンで開催されていたことから、今年は日本で開催されることとなった。なお、前回のフォーラムでは、日本政府はASEANの更なる統合と発展を支援していく旨を表明し、両者は南シナ海問題は国連海洋法条約を含む国際法に従った紛争の平和的解決の重要性を確認していた。

新たに開催される今年のフォーラムには、日本政府からは外務審議官が出席し、ASEAN各国からは外務次官等の政府高官がそれぞれ出席する予定である。今回のフォーラムでは、2018年の今年は日・ASEAN友好協力45年周年に当たることからも、従来の両者の良好な関係を踏まえつつ、日本とアセアンの更なる協力の強化と国際会議での連携等に関しての意見交換を実施する予定である。

なお、今までのASEAN側対日調整国はブルネイであったが、今年の8月からはベトナムが対日調整国を務めることとなる。

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