タイとフィリピンに日本産農林水産物の輸出促進

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画像提供:外務省
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宮腰光寛内閣総理大臣補佐官は、タイとフィリピンに5月29日から6月2日にかけて訪問し、現地政府関係者との間において日本産農林水産物や食品の輸出促進に関しての会談を実施した。

タイでは、クリッサダー・ブンラート農業・協同組合大臣と会談を実施した。この会談では、総理補佐官から日本産かんきつや畜産物の輸出に向けた協議を加速化すること等を要請し、大臣からは日本とタイの両国にとってwin-winとなるように前向きに協議を進めていきたいとの旨が述べられた。タワット・スントラジャーン保健副大臣とも会談を実施し、スマイルケア食品の展開に関する課題と介護食品の基準策定等に関して意見交換を実施した。また総理補佐官は、バンコク最大の食品見本市「タイフェックス(THAIFEX)」の参加、ジェトロが主催する琉球泡盛の海外プロモーションイベントの参加、日本食及び日本食材普及の取組にかかる協力に関する覚書の締結なども実施した。

フィリピンでは、エマニュエル・ピニョール農業大臣と会談を実施した。この会談では、総理補佐官から福島第一原子力発電所事故に伴う日本産食品に対する輸入規制に関して、昨年にはEUが一部の品目を除き輸入規制緩和したこと等を例に挙げ、科学的な知見に基づいて早期の輸入規制の撤廃が行われるように要請を行った。また総理補佐官は、日本産食材サポーター店認定店の訪問、現地に進出する日系企業と日本産農林水産物・食品の輸出拡大の課題について意見交換などを実施した。

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