シンガポール・マレーシア高速鉄道計画の入札延期

スポンサーリンク




このページの所要時間: 051

シンガポールとマレーシア政府は、両国の首都を結ぶ高速鉄道の入札締め切りを6月末から12月末まで延期する事を発表した。

シンガポールとマレーシア政府では、両国のシンガポールとクアラルンプールを結ぶ高速鉄道計画を進めていく事に合意し、昨年末に鉄道の車両設計・製造・維持・管理などを担当する資産会社の国際入札を実施していた。この入札の期限が、当初は6月29日までとなっていたが、12月28日まで延期される事となった。

この高速鉄道計画事業をマレーシア側で主管する「MyHSR Corp」とシンガポール側で主管する「SG HSR」の発表によると、この入札には日本や中国などの海外企業から高い関心を集めており、事業者側からプロジェクトの複雑さと規模の大きさから入札期限延期の要請があったために慎重な検討を重ねた結果、期限を延期する事を決定したとしている。なお、この鉄道は2026年中に運航を開始する予定であり、現時点では、この予定は変更していないとしている。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ , ,

アセアン関連ニュース