千葉県水道局は東ティモールに給水改善のため職員派遣

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画像提供:千葉県(長期派遣職員の活動の様子)
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千葉県の道局水道部計画課は、千葉県水道局が独立行政法人の国際協力機構(JICA)からの要請を受けて、東ティモール民主共和国へ浄水場の運転管理と水質管理の技術指導に係るフォローアップと更なるレベルアップを目指した実践的な指導を実施するために5名を派遣する事を発表した。

千葉県水道局では、JICAからの要請を受けて2012度から東ティモールへ職員を派遣しており、現在も長期派遣者が給水改善に向けた技術的な支援を行っている。これらの支援の成果もあり、首都ディリでは当初1日を通して数時間しか給水できなかったが、一部の区域においては24時間給水が可能となっている。今回は、今までの指導のフォローアップに加えて実践的な指導を実施することを目的として、短期派遣が行われる事となった。

今回の派遣は、機械職の浄水場運転管理3名と、生物職の浄水場水質管理2名が2月2日から2月25日の日程で派遣される。派遣される職員は、運転管理として、今までに指導してきたポンプや薬品設備等のメンテナンスに加えて、不具合のある凝集かくはん機の整備や電気設備点検等の指導を行う。水質管理として、今までに指導してきた適正な薬品注入方法の指導に加えて、浄水技術の体系的な講義や塩素消毒の重要性に係る指導を行う。対象となる浄水場は、日本の支援で建設・更新された首都ディリ市内の4浄水場(セントラル浄水場・ラハネ浄水場・ベモス浄水場・ベナマウク浄水場)となる。

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