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海上自衛隊の海上幕僚監部は、スリランカ海軍と親善行事と親善訓練を12月20日から22日の日程で実施した事を発表した。
海上自衛隊は、スリランカ海軍との相互理解と友好親善の深化を図ると同時に海上自衛隊の戦術技量を向上させるために、派遣海賊対処行動第29次水上部隊の第7護衛隊 護衛艦「せとぎり」をスリランカのトリンコマリー港に寄港させ、スリランカ海軍との親善訓練も実施した。
親善行事では、表敬訪問やボランティア活動等が行われた。表敬訪問では、スリランカ東部海軍管区司令官のサラットセーナ少将に対して、せとぎり艦長が艦内を案内した。
親善訓練では、トリンコマリー周辺海域にて、海上自衛隊の第7護衛隊の護衛艦「せとぎり」と、スリランカ海軍の哨戒艦「SAYURA」が参加した。実施した訓練は、戦術運動とPHOTO EXとなる。
日本政府では、南シナ海において周辺国のベトナムやフィリピンなどの了承を得ない強硬的な開発を進めている中国政府を念頭におき、自由で開かれたインド太平洋を実現させるために、スリランカ政府との間において経済およびに軍事協力を進めている。