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9日午前に実施された内閣官房長官記者会見の際に、安倍晋三首相がベトナムとフィリピンに9日から15日の予定で訪問する事を菅義偉官房長官は明らかにした。
菅義偉官房長官は、「安倍総理はAPEC首脳会議およびASEAN関連首脳会議に出席するために11月9日から15日までベトナムおよびにフィリピンに訪問します。APEC首脳会議および、あわせて開催されるTPP首脳会合では、我が国としてアジア太平洋地域の自由貿易・経済成長をけん引すべき議論を主導していく予定であります。ASEAN関連首脳会議では、日アセアン関係の強化を図るとともに、北朝鮮を含む地域の問題に対して参加国と連携し、国際社会に力強いメッセージを発信していく予定です。また、この機会にロシアのプーチン大統領や習近平国家主席をはじめとする各国首脳と会談を行う予定であります。」との旨を述べた。
その後に、記者からの質問に答える形で「日ロ首脳会談では、本年9月のウラジオストクでの首脳会談を踏まえて、平和条約問題をはじめとする二国間関係や北朝鮮問題の喫緊の国際情勢に関する意見交換を行いたい。日中首脳会談では、本年の日中国交45周年、また来年は日中平和条約締結40周年の節目の年になりますので、日中関係改善のとり進め方や北朝鮮問題についての意見交換を行いたいと思います。」とも述べた。