ASEANで最も重要なパートナーを中国としたのが6カ国、日本は4カ国

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日本の外務省は、平成29年3月にASEAN10カ国における対日世論調査をIPSOSインドネシア社に委託する形で実施した事を発表した。

このアンケートの『あなたの国とって,現在重要なパートナーは次の国のうちどの国ですか』という質問に対しては以下の結果となった。

ブルネイ:中国52%、日本37%、韓国17%、アメリカ8%
カンボジア:中国58%、日本43%、アメリカ12%、韓国11%
インドネシア:日本76%、中国51%、アメリカ46%、韓国29%
ラオス:中国52%、日本37%、韓国22%、アメリカ8%
マレーシア:中国81%、日本60%、アメリカ54%、韓国25%
ミャンマー:日本62%、中国60%、アメリカ44%、韓国23%
フィリピン:日本79%、アメリカ73%、中国59%、韓国35%
シンガポール:中国74%、アメリカ70%、日本55%、韓国23%
タイ:中国79%、日本71%、アメリカ42%、韓国27%
ベトナム:日本76%、アメリカ62%、韓国46%、中国36%

現在重要なパートナーとして日本が1位になったのは、インドネシア・ミャンマー・フィリピン・ベトナムの4カ国のみで、中国が1位になったのは、ブルネイ・カンボジア・ラオス・マレーシア・シンガポール・タイの6カ国となった。南シナ海問題で中国と争っているベトナムとフィリピンに関しては、中国はアメリカ等よりも大きく引き離され下の順位になっていた。10カ国全体の傾向としては、1位と2位を日本と中国が争う形となっており、アメリカと韓国がそれに続くかたちとなっている。

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