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日本の国土交通省は、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーにおいて10月7日に開催された「第10回 APEC交通大臣会合」に参加した事を発表した。
会合では、「交通システムにおけるイノベーション及びグリーンテクノロジー」「強靱的且つ持続可能性のある交通システムの促進」「交通システムを通じた人身取引」を議題として、強靱的且つ持続可能な交通やイノベーションを通じた地域連結性をテーマとした議論が行われた。日本政府からは国土交通審議官等が参加し、「インフラプロジェクトにおけるPPPの促進」のテーマでプレゼンテーションを実施した。これらの議論の結果が、共同大臣宣言として取りまとめられた。また、今までは隔年開催となっていた開催頻度に関して、今後は3年に1度の開催とする事が参加大臣等によって合意された。
日本政府では、このパプアニューギニアへの訪問の機会をいかして、パプアニューギニアのウェストリー・ヌクンジュ運輸大臣との個別の二か国間会談も実施した。この会談では、空港・橋梁等交通インフラ分野や航空関係において、引き続き両国は連携して進めていくことを確認した。