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日本の環境省は、9月13日にブルネイの首都バンダルスリブガワンで開催された「第15 回ASEAN+3環境大臣会合」に、日本政府からは伊藤忠彦環境副大臣が出席した事を発表した。
今回の会合には、アセアン10カ国(マレーシア・フィリピン・タイ・ラオス・インドネシア・ミャンマー・ブルネイ・ベトナム・シンガポール・カンボジア)に加えて、日本・中国・韓国の3カ国が参加した。会合では、議長を務めたブルネイのバーリン開発大臣から開会挨拶が行われた。その後に、日本・韓国・中国の3カ国から、それぞれステートメントが行われた。
日本の伊藤副大臣からは、今までの日本とアセアン間における環境協力の成果を述べつつ、今後もASEAN加盟国との協力を強化するために、新たな包括的なイニシアティブ「日ASEAN環境協力イニシアティブ」が提案された。
中国からは、中ASEAN環境協力戦略と環境協力行動計画に関する活動の実施状況等に関する報告が行われた。韓国からは、韓ASEAN環境協力の進捗状況に関する活動報告と新たな韓ASEAN協力ファンドに関する紹介が行われた。
伊藤副大臣はこの機会を活かして、カンボジア・ベトナム・シンガポール・ブルネイ・タイと二国間会談を実施して、今後も協力を進めていく事で合意している。