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日本の外務省は、ラオスとフィリピンの各分野の指導者となることが期待される若手行政官等に対して、日本への留学や日本の大学院において学位を取得するために必要となる学費を供与する支援を実施する事と、この支援に関する交換公文の署名を実施した事を発表した。
この支援プロジェクトは「人材育成奨学計画(The Project for Human Resource Development Scholarship)」として、フィリピンに2億6,400万円、ラオスに3億2,100万円を限度とする無償資金協力により実施される。この支援を通じて、日本に留学・来日した人材が将来的には各国の指導層になった際に自国の問題を適切に解決することと、日本との友好関係構築に寄与する事等を狙っている。
フィリピンとの交換公文の署名式は、22日に首都マニラにおいて、日本大使とアラン・ピーター・カエタノ外務大臣との間で実施された。ラオスとの交換公文の署名式は、22日に首都ビエンチャンにおいて、日本大使とカンパオ・ウーンタヴォン外務副大臣との間で実施された。