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日本の国土交通省は、日本政府とパプアニューギニア政府の航空当局間による協議を台湾で4月26日から27日に実施した結果、成田空港を含むオープンスカイに合意した事を発表した。この合意により、二国間輸送を相互に自由化する事となった。
今回実施された協議には、日本政府側からは航空局航空交渉官等が参加し、パプアニューギニア政府側からは運輸省航空局次長等が参加した。協議では航空分野に関する協力に関して協議され、「成田空港を含むオープンスカイ(航空自由化)」「ミクロネシア連邦を経由する路線を新たに」「コードシェア(共同運航)枠組みの拡大」に関して合意した。これらの合意が行われた事により、地方空港において以遠地点への輸送も相互の自由化が行われる事となった。
日本政府とミクロネシア政府の間では「日本・パプアニューギニア航空協定」を1997年に締結しており、現在ではニューギニア航空が旅客便を週2 便運航している。2015年の旅客数は7500人程度であった。なお、日本政府とミクロネシア政府との間では、航空協定を締結していない。