厚生労働省が外国人労働者を活用する事例集を作成

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画像提供:厚生労働省
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日本の厚生労働省は、日本で働く外国人が増加した事にともない、より良い就労環境等を整備する事を支援するため「外国人の活用好事例集~外国人と上手く協働していくために~」を作成した事を発表した。

日本政府は、経済社会の活性化の観点から外国人研修生や高度な知識・技術を有する外国労働者の受け入れを積極的に推進している。これらの活動の成果により、日本における外国人労働者の数は年々増加しており、平成28年の時点で100万人を突破している。厚生労働省では、この日本政府の外国人労働者の受け入れをサポートするため、外国人求職者や外国人を雇用する事業主への様々な支援を実施していた。

厚生労働省は、これらの事業主への支援の一環として、外国人労働者を上手く活用している事例集を作成する事を決定した。作成された事例集は、外国人を雇用している企業約50社を対象としたヒアリング調査を実施した結果を有識者で構成された研究会において分析し、好事例となる取組内容を纏めたものである。

【外国人と上手に協働していくための3つの要諦(外国人の活用好事例集より)】

・外国人にとっても魅力的な就労環境を整備し、自社が求める人物像を事前にはっきりとさせた上で、効果的な募集・採用経路を選択しましょう。

・「言語」 「能力開発」 「メンタルサポート」 「安全衛生」 「宗教・文化」などについて、ボーダレスな職場環境を目指しましょう。

・日本での生活を開始する外国人社員は、言葉の壁などから、様々な困難に直面します。外国人社員が生活者として自立できるよう積極的にサポートしましょう。

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