ラオスへのODAは日本がトップ

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日本政府は政府開発援助(Official Development Assistance)を積極的に実施しており、2013年は22,732百万ドル(支出総額ベース)の援助を実施しており、アセアン地域へのODAも実施している。ラオスの計画投資省が地元メディアの取材に答えるかたちで、ラオスへのODAは近年では日本がトップであり続けていると回答している。

この回答によると、日本からラオスへの援助の分野は多岐にわたっており、道路・教育・電気・農業・健康・気象観測・不発弾処理・水管理・都市開発管理・クリーンエネルギー・スポーツなどがあげられる。近年の主要なプロジェクトは、国際大会・トレーニングセンター、メコン橋、国際空港拡張、国道9号の改修などがあげられる。
ラオス政府はこれらの援助プロジェクトを高く評価しており、特に道路などのインフラ建設に関しては、一貫した支援を実施してきたことを評価している。これらの援助において、地元企業の活性化と雇用の新規創出が生まれており、援助を受けることにより地域の経済発展が行われている。近年では、日本とラオスの事業者間の業務提携が増えており、今後は更に事業者間の交流が深まると見込んでいる。

しかしながら、この日本のトップの座は安泰ではない見込みである。以前のニュース(中国はラオスの銀行のATM開発を支援)(中国はシルクロードファンドを設立しアセアンへの支配を強める)などで報道しているが、近年では中国はラオスへの援助を増加しており、いずれは中国が日本を抜く日が来るかもしれない状況である。

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