愛知県が外国人と日本人をつなぐコーディネーター認定制度を策定

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画像:研修告知パンフレットより
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愛知県は、多国籍化が進む外国人住民たちと日本人との架け橋となる「地域多文化コーディネーター」の認定制度を策定するとともに、育成研修に参加する人の募集している。

愛知県には、約24万人の外国人住民が暮らしている。今まではブラジル・フィリピン・中国からの人々が多数を占めていたが、近年ではインドネシアやベトナム等からの来日が増えており、多国籍化が進んでいる。外国人住民たちは、言葉の壁や習慣の違いなど課題があり様々なトラブル等が発生しているが、少子高齢化する地域では担い手としての活躍も期待されている。

そのため、地域に住む外国人の背景を知るとともに、先進地域での取組から地域で共に暮らすために必要なことを考えて、外国人と日本人との架け橋となる「地域多文化コーディネーター」育成の研修が開催される事となった。この事業は、愛知県県民文化部社会活動推進課多文化共生推進室が主催し、多文化多様性が地域で輝く会が企画と運営を行い、一般財団法人自治体国際化協会の助成を受けて実施されるものである。

研修は西尾市・豊田市・岡崎市で3回にわたって実施される。1回目「地域に住む外国人を理解する。どんな外国人が住んでいるのか話し合う」、2回目「地域で一緒にくらすために、先進事例を知り、問題を考える」、3回目「地域で一緒にくらすために、何が必要でお互いに何ができるのか考える」が実施される。2回以上参加した人は、「地域多文化コーディネーター」として認定される。

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