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ベトナム政府は、チン・ディン・ズン副首相が日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)のベトナム事務所長との会談を18日に実施した事を発表した。
この会談ではズン副首相から、日本政府が今までにベトナム政府へ実施してきた各種支援を高く評価するとともに感謝の意を伝え、今後も同様の支援を継続して実施される事を希望する旨が伝えられた。ベトナム政府では、今後の経済発展のためには更なるインフラ整備が必要となり、これらの整備は国が主導となっていく必要があり、そのためには日本政府からの支援を必要としている旨も説明された。また、JICAがベトナムでの活動をより積極的にかつ容易に行えるように、ベトナム政府側の受け入れ体制を改善する事も約束した。JICAのベトナム事務所長からは、今後もJICAはベトナム政府への支援を続けていく方針である事が説明された。
副首相のチン・ディン・ズン氏は、前任の建設相時代からもJICAとの交流があり、日本との協力関係を強化していく方針であったために、副首相就任後も従来の方針を引き継いでいくとみられている。