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日本の環境省は、ベトナム社会主義共和国のハノイで4月16日から17日にかけて開催された「P4G(Partnering for Green Growth and the Global Goals 2030)サミット2025」に参加したことを発表した。
「P4G(Partnering for Green Growth and the Global Goals 2030)」は、持続可能な経済成長とSDGs達成のため、官民連携強化を目的として、デンマーク主導で2018年に設立されたネットワークとなる。
今回は、この枠組みに基づく2025年のサミットが開催された。出席した者は、ASEAN地域からはベトナム社会主義共和国、インドネシア共和国、ラオス人民民主共和国、カンボジア王国、シンガポール共和国が、その他の地域からはケニア共和国、大韓民国、中華人民共和国、日本などの首脳、閣僚級などが出席した。日本からは、勝目環境大臣政務官などが出席した。
日本の勝目環境大臣政務官は、首脳級が参加するハイレベルプレナリー・セッションにおいて、サミットへの祝意を含む石破総理大臣のメッセージを紹介するとともに、我が国の新しいNDC(排出削減目標)やJCM(二国間クレジット制度)について発信し、脱炭素、エネルギー安定供給、経済成長の同時実現の重要性を強調した。加えて、我が国で開催中の「大阪・関西万博」への各国の参加を呼び掛けた。