海保がベトナム海上警察に立入検査等の能力向上支援、JICAの枠組みで

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた取組みを推進するため、ベトナム海上警察に対する能力向上支援を9月8日から17日にかけて実施したことを発表した。

今回の取り組みは、外国海上保安機関に対する能力向上支援の専従部門「海上保安庁 MCT」など4名を、独立行政法人国際協力機構(JICA)の枠組みでベトナムに派遣する形式で実施された。

今回の支援では、ベトナムのVCG第二管区本部内施設(クアンナム所在)において、立入検査及び制圧に関する講義を実施するとともに、違法薬物事案を想定した立入検査訓練及び犯人の検挙時に必要となる制圧技術の実技訓練を実施し、VCGの法執行能力の向上を支援した。また、これらの支援に加え、VCG職員と意見交換を行い、今後の支援内容について協議した。

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