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山本一太知事の群馬県は、日本人ではなくベトナム人などの外国人介護関係留学生の受け入れを支援するため、最大で140万円程度の補助金を交付することが明らかになった。
群馬県では、県内の介護福祉士の養成施設を卒業して、群馬県内で介護福祉士としての就労を望む留学生候補者と、介護人材の採用に課題を抱える群馬県内の介護施設等をマッチングすることによって、介護の現場において中長期的に活躍できる人材の育成と人材不足の解消を図ることを目的とした事業「群馬県介護関係留学生受入支援事業」を実施することとなった。
この事業では、『マッチング支援事業』と『学費及び居住費支援事業』などを実施する。
『マッチング支援事業』では、ベトナム国内の日本語学校、または県内日本語学校に在籍し、県内で介護職として就労を希望する留学生等と、外国人介護職員の受入を希望する介護施設等、県内日本語学校及び介護福祉士養成施設とのマッチングを行う。
『学費及び居住費支援事業』では、マッチングを受けた留学生等に対し、県内日本語学校及び介護福祉士養成施設の在学中における学費並びに居住費の支援を行う。学費等の支援は県内の介護施設等が行い、県がその経費の一部を補助する。日本語学校の場合の補助は、年額で、学費60万円、居住費などの生活費36万円を補助する。介護福祉士養成施の場合の補助は、年額で、学費60万円、入学準備金20万円、就職準備金20万円、国家試験受験対策費用4万円、居住費などの生活費36万円となる。