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日本政府の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、株式会社遠藤製作所のベトナム展開を支援するため、株式会社七十七銀行との協調融資を実施することを発表した。
株式会社遠藤製作所は、本社を山形県に構え、主にプリンター部品、産業用ロボット部品及び工作機械部品等の各種精密機械部品の製造・販売を行う中小企業である。遠藤製作所では、東南アジア諸国に進出した日系企業向けの製造・販売拠点として2012年にベトナム法人「ENDO VIETNAM COMPANY LIMITED」を設立し、海外販売の維持・拡大を図っていた。
そのため、JBICは、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するとともにベトナムでの日本企業によるサプライチェーン強靱化を支援するためにも、遠藤製作所の海外事業展開を金融面から支援することを決定した。
今回の融資は、株式会社七十七銀行との協調融資により実施され、協調融資総額は約75百万円となる。融資される資金は、ベトナム法人がベトナムのハノイ市において実施する各種精密機械部品の製造・販売事業に使用される。