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日本の政策金融機関の一つである商工中金(株式会社商工組合中央金庫)は、ベトナムに海外5拠店目となる「ハノイ駐在員 事務所」を10月18日に開設したことを発表した。
商工中金の見解によると、近年のベトナムでは、規制緩和等による市場経済型の高い経済成長が続いており、人口増加とともに、若くて質の高い人材が豊富なため、日系企業の進出が盛んであるとしている。商工中金では、従前よりベトナム南部のホーチミンにある提携銀行に職員を派遣していたが、あらたに、北部のハノイに駐在員事務所を新設することでベトナム国内での体制を強化し、既進出および新規進出を検討する中小企業を、資金面や情報提供面を通じてより一層サポートしていくことを決定した。
商工中金は、今後も国内本支店と連携し、海外展開を進める中小企業の様々な金融ニーズに積極的に対応していく方針である。