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日本の海上保安庁と在ベトナム日本大使館は、海上保安庁の航空機ガルフVがホーチミン市・タンソンニャット空港に初寄港し、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた海賊護送訓練を実施したことを発表した。
海上保安庁では、海賊対処のためソマリア沖・アデン湾に派遣される海上自衛隊護衛艦に海上保安官8名を同乗させており、海賊を逮捕した際の本邦護送に備えて、航空機を使用した海賊護送訓練を実施している。
今年は、9月15日から17日の間、ベトナム社会主義共和国に海上保安庁の航空機が派遣され、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた護送訓練が実施された。また、タンソンニャット空港の航空機内と在ベトナム日本大使館をオンラインでつなぎ、大使館の次席公使が海上保安官一行からの表敬を受けていた。
海上保安庁では、今後も海賊に対する法執行活動を適切に遂行するための訓練を継続していく方針である。