日本製造のアストラゼネカ社製ワクチン約100万回分をベトナムに無償供与

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外務省の茂木大臣は、ベトナムにおける新型コロナの感染拡大防止を支援するため、日本で製造したアストラゼネカ社製ワクチン約100万回分を無償で供与することを発表した。

外務省の見解によると、ベトナムでは、4月下旬以降変異株の出現などにより、新型コロナウイルス新規感染者が増加しており、一部の地方自治体ではロックダウンが行われるなどの状況が続いている。しかしながら、ベトナムの新型コロナウイルス・ワクチンの接種率は、人口比で約1%程度に留まっており、現時点で約300万回分のワクチンが国内に到着したのみであり、ベトナム政府にとって新型コロナウイルス・ワクチンの調達は喫緊の課題となっているとしている。

そのため日本政府は、日本で製造したアストラゼネカ社製ワクチン約100万回分を無償で供与することを決定した。このワクチンは、16日に日本から出荷し、16日中にはベトナムに到着する予定である。

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