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日本の防衛省・自衛隊は、ベトナムへの能力構築支援事業として、航空救難セミナーを3月10日に実施したことを発表した。
日本の防衛省・自衛隊では、主にアジア地域に向けて日本が有する能力を活用して他国の能力の構築を支援する能力構築支援事業を実施している。ベトナムに対する能力構築支援事業では、2019年には潜水医学、サイバーセキュリティ、水中不発弾処分における支援を実施しており、今回は航空救難に関しての支援が実施されることとなった。
今回実施された能力構築支援事業としての航空救難セミナーは、3月10日にベトナムの首都ハノイのベトナム防空・空軍司令部などで開催された。日本から派遣された要員は、防衛省国際政策課員1名と航空自衛官4名となり、ベトナム防空・空軍救難関係者8名を対象として実施された。セミナーでは、航空自衛隊の実施する航空救難要領などに関して説明を行い、関係者との意見交換を通じて航空救難の重要性に関する認識を共有した。