愛知県の大村知事がベトナムでエアポートセールス、工芸品を贈呈

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画像提供:愛知県(グエン・タン・フン副会長への記念品「小原和紙の工芸品」の贈呈の様子)
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愛知県は、大村秀章県知事が9月12日から14日にかけてベトナムに訪問し、現地の政府関係者などと会談を実施したことを発表した。

9月12日には、ベトジェットエアとベトナム航空へのエアポートセールスを実施した。このエアポートセールスでは、大村知事と経済団体と中部国際空港会社から、ベトナムから中部地域への入国者や在留ベトナム人が大幅に増加しており、自動車産業やロボット・工作機械産業などの産業集積が日本一である地域のポテンシャルなどを説明するとともに、中部国際空港では第2ターミナルがオープンして運航コストの低廉化が可能となることを説明し、セントレアとベトナムを結ぶ定期路線の開設を要請した。グエン・タン・フン副会長からは、「来年6月にホーチミン線、7月にハノイ線、11月にダナン線を、それぞれデイリーで就航することを考えている。ぜひ、第2ターミナルを利用させて頂きたい」との前向きな回答が行われた。その後に大村知事は、チュン計画投資副大臣と、フエ副首相と、それぞれ面談を実施した。

13日には、フォン・ホーチミン市人民委員会委員長と面談を実施した。大村知事は、愛知県とホーチミン市が友好交流及び相互協力に関する覚書を締結して以降、両地域の交流が着実に進んでいることを確認し、愛知県が既に実施し成果を上げている有料道路コンセッション方式による高速道路整備について、日越の友好のシンボルとしてぜひ成功させたいとの旨を述べた。フォン委員長からは、高速道路整備計画は今後人民委員会政府としても具体化していきたく、愛知を中心とした中部地域に対しては今後は経済分野を中心として広域の地域連携も図っていきたいとの考えを述べた。

14日には、ベトナム政府がハイテク関連事業の投資誘致のため設立したベトナム国営のハイテク工業団地であるサイゴンハイテクパークを訪問した。大村知事は、トゥアン副委員長から施設の全体説明を受け、医療機器を製造するニプロの工場を視察するとともに、敷地内に所在する日越トレーニング技術移転センターを訪問し、JICAや豊岡エンジニアリングなどが協力して産業労働人材育成を行っているプロジェクトについての説明を受けた。

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