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三菱重工グループの菱重コールドチェーン株式会社(RCC)は、タイ現地企業と共同で陸上輸送用冷凍ユニットの販売・アフターサービス会社を設立する事を発表した。
タイなどの東南アジア地域においては、経済成長により生活水準が上昇しているため、食品分野などを中心に低温物流に対するニーズが急速に高まっている。東南アジアにおいてRCCの陸上輸送用冷凍ユニットを導入している企業からは、海外現地においても日本と同様の取付やアフターサービスを求める声が挙がっていた。そのためRCCは、海外においても日本と同様のサービスを提供するために、タイ現地企業と合弁会社を設立する事を決定した。
設立する会社「RCC Asia Co., Ltd.」は、RCCが10%のみを出資し、残る90%をタイ現地企業の「マハジャック(Mahajak Industry Co., Ltd)」が出資する。合弁会社の本社はマハジャック社のグループ会社敷地内に置く。将来的には、RCCの出資比率を増加していく可能性もある。
三菱重工グループは、今後もタイ現地企業などとの緊密な連携を通じて、東南アジアで高まっている低温物流ニーズに応えていく方針である事を表明している。