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タイフェスティバルは、東京の代々木公園をはじめとして大阪や静岡などの日本各地で実施されており、名古屋においては6月20日から21日の日程で「第11回タイフェスティバルin名古屋」が開催された。このフェスティバルは、大使館の後援の元でタイとの繋がりが強いヤマモリ株式会社を中心とした実行委員会の主催で行われた。
ヤマモリ株式会社はしょうゆ・つゆ・たれなどの製造・販売を行う日本の会社であり、タイ国内にレトルト食品工場「サイアムヤマモリ株式会社」、醤油工場「AQYソース株式会社」、タイで醤油等を販売する会社「ヤマモリトレーディング株式会社」を持っており、タイとの関係が深い企業である。また、「タイの食文化を日本へ、日本の食文化をタイへ」というモットーのもとに、タイと日本の架け橋となるべく様々な活動も実施している。
フェスティバルの開会式には、タイのシハサック・プアンゲッゲウ大使、ヤマモリ株式会社の三林憲忠社長、愛知県の大村秀章知事、名古屋市の河村たかし市長、三重県の鈴木英敬知事などが参加し、それぞれが挨拶を述べた。
フェスティバルでは、タイ料理を味わえるブースや、雑貨などの物販を行う様々なブースが出店しており、来場者の人々を楽しませていた。タイ大使館もブースを出展しており、タイ米とタイ米製品の展示、タイ米を使った伝統的なお菓子の実演販売を実施していた。タイ側からも、タイ国政府観光庁やタイ国際航空などがブースを出展しており、タイに関する様々な情報を発信していた。
今年の名古屋におけるタイフェスティバルは好評であったため、来年度以降も本フェスティバルは実施される見込みである。